彷徨うたぬきの日記

　NHKのなんだっけ、番組で、チンパンジーの生態が紹介されておりました。ほしたら暴力行為の様子が出てて。なわばりを守るついで？にぼっこぼこ、みたいな。
　それが原始的な戦争行為とも取れる、と研究者の人がいっておりまして。ま、人間以外でも傾向が見られるとは驚きでした。とはいえ、やっぱり、闘争が本能だとしても、それがイコール相手を傷つけるという結果を望む本能であるとは言えなくて。あくまで結果としてついてくる現象であるならば、ちゃんと舵取りさえしてやれば、人間さんもうまくやっていけるはずかなーなんて。つまり、争えども傷つけず、って感じで。本能であるならばその傾向を完全に消去するのは非常に困難だけれども、そうでない、今までの状況であれば自ずとついてきてしまう結果の所に介入の余地あらば、その辺の小手先勝負でも意外とどうにかなっちまうかな〜と。
　それだけで万事オッケーとはなりませんけども。人間は愚かだと嘆く前に、人間の仕組みの仕方なさと、そうではない部分の見極めが肝心かと。
　ともかく、ちゃんと人を見ないと。