彷徨うたぬきの日記

　最後の日にどんよりとした内容を書きたくないので今日中に。
　てか、振り返る番組をやっていたからってだけですケド。

　一年のニュースを見てみると、なんか暗い話題が一杯でした。去年こんなにあったっけ？いや、去年は去年でイラクとかどよーんって感じでしたけど。
　今年は特に国内で、子どもとかが犠牲になる話題が多かったような気がします。ちょっと考えてみれば、前の事件に関連付けて「次も子どもが犠牲になった話題です」ってな繋がりでニュースを展開してたらそーなって当たり前ではありますが。メディアの見せた雰囲気かな。
　それでもあっぱり、感じるところはありまする。二つほど。一つは、大人の従属物ではないけれど、ちゃんと大切にするというのも必要だなあ、なんて。それでもやっぱり、下校の間のちょっとした寄り道とか、そういう何気ない経験が出来なくなっていくってのは残念だと感じます。私なんかは一人になったときに、ふっと世界が現れるような感じを覚えて、そこからいろいろ考えたりしたものです。…単純に人が苦手だったのもあるかもですが……。
　んでもう一つは、大人が「子どもなのに可哀想」っていう言い方をしている節がありまして。とっても気になりますコレ。だって、子どもじゃなくても事件に巻き込まれたら良くないです。比べたらって言われちゃうかなあ。比べるもんじゃないと、比べるような状況を作ってはならないと思うところなのですが。あと、子どもが犠牲になったら、加害者は絶対悪みたいになってしまうのが怖いです。特に虐待なんかは、虐待してしまうような状態になるまで追いつめられているということなので、サポートを入れてもらえなかった不幸を思わずにはいられません。
　…本当は、殺人だのの犯人の不遇にもあれこれ触れたいところではありますが、根底に自由意志による行動決定であるというやっかいな価値観があるので、不幸の再生産だって言っても届かないことは多いですし……。被った不幸な、厄介な状況をどうにも出来ずに、無意識の試行錯誤の果てにやってしまうのであって……代替の表現を〜、ピアサポートとセルフケアを中心にした知識を広めないと〜、……早く聞いて貰えるような立場にならないと。

　んーでは、そろそろ電気も不で布団が暖まったと思うので寝ます（点け忘れてた）。